ご挨拶

代表取締役社長 鈴木 啓介

株主・投資家の皆様には日頃よりご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

心臓ペースメーカの輸入販売からスタートした日本ライフライン株式会社は、1981年の創業以来、心臓循環器領域に特化した専門商社として心臓血管外科・インターベンション等へ取扱商品を広げながら、世界各国から最先端の医療機器を日本の医療現場へ導入してまいりました。
そして、日本ならではの医療現場のニーズにきめ細かく対応した製品を提供するために1999年には自社製品の開発に着手しました。2001年に初の自社製品となるガイドワイヤーの販売を開始して以来、当社は商社とメーカーという2つの顔を持つユニークな企業として歩みを進めてまいりました。

国内では今、高齢化の進展とともに心臓疾患の患者数が増加を続ける一方、財政状況は厳しさを増しており、医療機器の公定価格である保険償還価格も医療費抑制策の一環として継続的に引き下げられております。こうした中、医療機器の分野においては患者様の身体的な負担を軽くする低侵襲な治療に貢献する機器や、医療経済性に優れた製品へのニーズは一層高まっています。

現在、日本では政府の成長戦略のもとで新たな医療機器の開発・導入を促進し、国際的な競争力の強化を図る動きが加速しています。当社はこの環境変化を好機ととらえ、新たな治療法やより優れた技術を取り入れた海外製品を探索し、これまでの海外製品導入の経験を生かすことで、早期に薬事承認を取得するとともに、日本全国をカバーする販売ネットワークを通じて速やかに医療現場に提供することで、デバイスラグ解消の一翼を担ってまいります。

自社製品の開発・製造にも一層注力いたします。2014年7月に発売した国内初のオープンステントグラフトは、低侵襲かつ短時間の治療を可能とする胸部大動脈疾患の治療機器として発売以来好評をいただいており、医療現場の負担軽減と患者様のQOL向上に貢献しています。当社は今後も、こうしたオンリーワン製品や、日本の医療現場ならではのニーズに応える製品を継続的に開発、上市してまいります。

病める人のために最新最適な医療機器を提供することを通じて社会貢献する――当社は、この経営理念のもと、商社とメーカーの双方の機能に注力し優れた医療機器を継続的に提供し、また、患者様にとっての価値を第一に考えた活動で医療現場に貢献し続けることにより、「なくてはならない企業」として持続的な成長を果たしてまいります。

2016年4月
代表取締役社長 鈴木 啓介

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