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2005年8月15日

新治療機器を用いた心房中隔欠損症の国内初の治療を実施

当社が販売している、経皮的心房中隔欠損閉鎖器具(商品名:アンプラッツァー・セプタルオクルーダー)を用いた国内初の治療が、国立循環器病センター(大阪府吹田市)において8月8日に実施されました。

今回の治療は、治験以外では同機器を用いた国内における初の治療であり、8月8日から8月12日の間に、国立循環器病センター、埼玉医科大学病院(埼玉県入間郡)および岡山大学医学部・歯学部附属病院(岡山県岡山市)の3施設において合計18症例の治療が実施されました。

同機器は、先天的な心疾患である心房中隔欠損症を治療するための医療機器であり、従来同疾患の治療は外科的な方法でしか治療できなかったことに比べ、外科手術を行わずにカテーテル(細い管)を用いて治療できるため、患者さんの負担が小さく、手術の傷跡も残らず、また入院期間も短縮されます。

現在、同機器を用いた治療を行うことが可能であるのは上記3施設のみであり、また、保険適用につきましては来年4月の取得を目標に申請中であります。今後、同機器による治療が普及することにより、患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上に大きく寄与するものと期待しております。

心房中隔欠損症
心臓の左心房と右心房を仕切る壁(心房中隔)に、先天的に穴(欠損孔)が開いている疾患。欠損孔を通じ、左心房から右心房へ血液が流入するため、正常な心臓に比べ、心臓から肺にかけての循環系に大きな負担がかかる。多くの場合、幼少期は無症状であるが、加齢とともに労作時呼吸困難、動悸、不整脈および肺高血圧症を併発する。

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