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2010年6月28日

ICD の新商品「PARADYM(パラダイム)」販売開始のお知らせ

当社は、7月1日より、ICD(植込み型除細動器)の新商品「PARADYM(パラダイム)DR/VR」の販売を開始いたします。PARADYMは、国内最高クラスの出力と電池寿命をコンパクトなサイズで実現しており、また、従来モデルにはなかった心不全をモニターする機能を搭載しております。

PARADYMは、イタリアのソーリン・グループ製であり、現在販売している同社製のICDに比べ、最高出力が32ジュールから37ジュールへ、電池寿命が6.5年から9.5年へと向上※しており、これらは国内最高クラスの数値であります。このように性能が向上しながらも、本体は現行モデルと同じ厚さ11ミリを維持し、コンパクトなサイズとなっております。
※出力、電池寿命ともにデュアルチャンバータイプにおける比較

ICDは、体内に植え込み、致死性の不整脈である心室細動の発生を感知し、電気ショックを与えることで心臓を正常な状態に戻します。心室細動を停止させるために高出力での電気ショックが必要となる場合があるため、医療現場では高出力機に対するニーズが高まっておりますので、PARADYMの普及を見込んでおります。

また、電池寿命によりICD本体は交換が必要であり、その際に手術を行います。PARADYMは、電池寿命が長く、交換回数を少なくできるため、手術に伴う患者様の身体的負担や感染リスクの低減に寄与することが期待されます。

PARADYMに新たに搭載した心不全モニタリング機能である「PhD」は、2つのセンサーでICDを植え込んだ患者様の活動量と呼吸量を継続的にモニターし、心不全の進行度合いを把握するものです。この機能により、患者様の症状にあわせた適切な治療を行うことが可能となります。

今後は、PARADYMの普及に努めるとともに、医療現場をトータルにサポートできるよう、心臓ペースメーカ、ICDとともに心臓不整脈治療の領域における主要な機器の一つであり、心不全治療に用いられるCRT-D(両室ペーシング機能付き除細動器)の早期導入を図ってまいります。

以上
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