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2015年11月13日

腹部大動脈瘤治療用ステントグラフトに関する独占販売契約締結のお知らせ

当社は、本年9月11日にエンドロジックス社(米国)と同社製の腹部大動脈瘤治療用ステントグラフト(以下、腹部用ステントグラフト)に関する日本国内における独占販売契約を締結し、同社製の腹部用ステントグラフトである「AFXステントグラフトシステム(以下、AFX)」の来年1月の販売開始を目指し、導入準備を開始いたしましたのでお知らせいたします。

ステントグラフトはカテーテルを用いて経皮的に胸部や腹部の大動脈瘤を治療する医療機器であり、開胸・開腹手術を行わずに低侵襲に治療ができることから、人工血管による治療が困難な症例における使用をはじめとして、近年急速に普及が進んでおります。当社では既に胸部の大動脈瘤を対象とする商品を取り扱っており、今般、新たに腹部用の商品がラインナップに加わることにより、胸部及び腹部用のステントグラフトをトータルに提供できる体制となります。

腹部用ステントグラフト「AFX」の最大の特長である、解剖学に基づく腹部大動脈への安定した固定技術により、高い安定性をもってステントグラフトを留置できることが既に多くの臨床成績から証明されており、ステントグラフトの端から血液が漏れるエンドリークと呼ばれる合併症の抑制に寄与することが期待されます。また、ステントグラフトを留置するために用いるデリバリーシステムは、カテーテルが細径であることから留置部位へのスムーズなデリバリーを可能にするとともに、操作部であるダイヤル機構が人間工学に基づいて設計されており、ステントグラフトの正確な留置をサポートいたします。

当社は、24年以上にわたり、国内の医療現場に対し大動脈瘤治療に用いる医療機器を提供してまいりました。現在は、人工血管をはじめオンリーワン製品であるオープンステントグラフト等の自社グループ製品の開発、製造及び販売を行うとともに、先進的な海外メーカーの優れた製品の国内への導入を行っており、エンドロジックス社製品の取り扱いの開始により大動脈治療用の医療機器のラインナップはさらに強化されます。

エンドロジックス社とは、同社が開発した次世代の腹部用ステントグラフトである「Nellix(ネリックス)」に関しても当社が日本国内で販売を行うことについて合意しております。当社といたしましては、腹部大動脈瘤に対する革新的な治療機器である同製品につきましても、早期に国内へ導入することにより、医療現場の多様なニーズへ応えるとともに、患者様にベネフィットを提供できるよう努めてまいります。

エンドロジックス社について

エンドロジックス社(Endologix, Inc.)は米国(カリフォルニア州アーバイン)に本社を置き、腹部大動脈瘤への先進的な低浸襲治療デバイスであるステントグラフトの研究及び開発を行っており、同社が開発した「AFX」は既に世界各国での販売実績を有しております。

※腹部大動脈瘤:Abdominal aortic aneurysm (AAA)

腹部大動脈瘤とは体の中で最も太い血管の一つである腹部の大動脈において、動脈硬化などにより弱くなった血管壁が、動脈の高い圧力により瘤(こぶ)状に拡張する疾患です。大動脈瘤は一度形成されると圧力により拡大を続け、破裂した場合には多量の出血を伴い極めて致死率が高い疾患であります。2014年の日本国内における腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療の症例数は9,500例を超えると言われております。

以上

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