IRニュース

2000年9月29日

ICD(植込み型除細動器)販売契約締結に関するお知らせ

当社は、当社の販売している心臓ペースメーカの製造元である米国インターメディクス社の親会社にあたる米国ガイダント社(NYSE/PCX:GDT)と、同社製ICD(植込み型除細動器)の日本国内における販売契約を去る平成12年9月21日に締結いたしました。

ICDとは、心臓ペースメーカと同様に体内に植え込まれる治療器具で、心臓の拍動を見守り、心室頻脈または心室細動という生命に関わる不整脈がおきた場合に、心臓に直接電気ショックを与えその動きを正常に戻す器具であります。ICDの植え込み数は全世界で約35万個といわれ、年率約25%という急激な増加率で伸びております。米国内においては平成12年に約6万個の市場が予想され、ガイダント社製ICDは、その約45%のシェアを占めるものと予想されます。

日本においては導入が遅れ、平成11年の販売数量は600個弱でありましたが、平成12年は1,000個程度と、急激な増加が予想されております。今後もICDの市場は同様な増加が見込まれ、平成13年には約1,300個(約57億円)に推移し、将来的には心臓ペースメーカに匹敵する市場規模も想定されます。

現在、当社と日本ガイダント株式会社は、上市に向けて販売要員を米国ガイダント本社に派遣し、専門トレーナーによる体系的技術トレーニングを受講させております。上市後は、両社の販売チャンネルを通じて市場への参入を図る計画であります。

PAGETOP