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2005年12月16日

病変部通過性能が高いバルーンカテーテルを発売

日本ライフライン株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:鈴木 啓介)は、株式会社カネカ(本社:大阪市北区 代表取締役社長:大西 正躬)製の経皮的冠動脈形成術用カテーテル※「商品名;オッティモ・ロッソ」を12月19日より販売開始いたします。本商品は、現在販売しております「オッティモ」の後継商品にあたり、従来品が持つ高い病変部通過性能をさらに向上させており、幅広い症例での使用が期待されます。

【オッティモ・ロッソの特長】
1. バルーン部に新構造を採用したことにより、手元からの押し込み力が先端部へ効果的に伝達できるようになりました。従来品と比べてより難易度の高い病変において病変通過性能が向上しております。
2. 従来品に比べてバルーンを折りたたむ技術を向上させたことにより、病変拡張後に困難であった他の狭窄病変への再通過性能が高まっております。複数の病変を抱える同一の患者様における治療への貢献が期待されます。

※経皮的冠動脈形成術用カテーテル
心臓に酸素や栄養分を送る血管(冠動脈)が狭まったり、詰まったりすることに起因する狭心症や心筋梗塞の治療に用いられ、カテーテル(細い管)先端部のバルーン(風船)を拡張することで、血管の狭まったり、詰まったりした部分(病変部)を押し拡げ、血流を確保することで治療します。

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