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2007年9月3日

世界最小クラスのICD(植込み型除細動器)を販売開始

日本ライフライン株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:鈴木 啓介)は、ソーリン・グループ製の世界最小クラスのICD(植込み型除細動器)「OVATIO(オベイシオ)」の販売を開始いたします。

OVATIOの特長として、体積30.8㏄と世界最小クラスの大きさであることに加え、デュアルチャンバー(右心房と右心室に対しペーシングを行う)モデルには、患者様の状態に応じ右心室に対する不要なペーシングを防止するSafeRモードを搭載しております。この機能により、右心室への過度なペーシングによる心不全や心房細動のリスクの軽減が期待されます。

また、頻拍性不整脈を検出するアルゴリズムPARAD+により、患者様が除細動のショックを必要とする状態か否かを適切に判断することで、不適切なショックを最小限に抑え、患者様の負担を軽減することが可能となります。

なお、当社では、9月1日よりソーリン・グループCRM製品につき、ICDの他、心臓ペースメーカ「SYMPHONY(シンフォニー)」、「SOLE(ソーレ)」およびホルター心電計等の販売を開始しております。

当社では、優れた製品開発力を持つソーリン・グループのCRM製品を供給することで、患者様や医療機関に対して大きな付加価値を提供できるものと考えております。今後も、「病める人のために最新・最適な医療機器を提供することを通じて社会貢献する」という、当社の経営理念の実践に努めてまいります。

※ICD(植込み型除細動器)
ICDは、体内に植え込まれ、心臓がけいれん状態となることでポンプ機能が失われ、血液が送り出せなくなる心室細動等の致死性不整脈の状態を検知し、電気ショックを与えることで心臓を正常な状態に戻す医療機器です。このような不整脈は心臓突然死の原因となっており、除細動器による迅速な対処が必要となります。

以上

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