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2015年11月2日

植込み型除細動器「PLATINIUM」販売開始のお知らせ

当社は、世界最長クラスの電池寿命を実現したICD(植込み型除細動器)「PLATINIUM ICD(プラティニウムICD)」の薬事承認を本年9月29日に取得し、11月1日より販売を開始いたしました。

「PLATINIUM ICD」は、新たな電子回路基板や電池等を採用することにより、VRモデルにおける予測電池寿命は14.3年(※)であり、当社従来品である「PARADYM(パラダイム)」シリーズに比べて50%以上の長寿命化を達成しております。植込み型除細動器の長寿命化は、感染症のリスクを伴う本体交換手術の回数の減少につながるため、患者様の身体的、精神的負担の軽減が期待されます。

また、本製品はデバイス本体による皮膚の圧迫を低減するために、従来品に比べて本体サイズが小型化されるとともに、卵型の生理的形状を持つようデザインされております。さらに除細動器としての基本性能の面におきましても、従来から高い評価を頂いている不適切な電気ショックや過剰なペーシングを抑制する機能を有しております。

当社といたしましては、今後も欧米をはじめとする医療機器メーカーの優れた商品を国内へ導入するとともに、医療現場のニーズを的確かつ迅速に反映した自社製品の開発を通して、患者様や医療関係者に価値ある医療機器を提供できるよう努めてまいります。

以上

ICD(植込み型除細動器)「PLATINIUM(プラティニウム)ICD」

ICD(植込み型除細動器)「PLATINIUM(プラティニウム)ICD」
保険償還価格:VRモデル 2,910,000円 / DRモデル 2,940,000円
(写真はVR モデル)
※予測電池寿命は所定の条件下での予測値であり、実際の電池寿命は異なる可能性があります。

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