心臓弁膜症の治療

心臓弁膜症とは、心臓の中にある弁が正しく機能せず、本来の役割を果たせなくなった状態のことをいいます。

患者さま一人ひとり、病気や症状の重さなどが異なりますが、ここでは心臓弁膜症を理解するために、心臓の構造と弁の働き、心臓弁膜症について、手術後の生活等について説明します。

医者

1. 心臓の働きと役割

心臓は胸の中心よりやや左にあり、その大きさは握りこぶしよりやや大きい程度の500gにも満たない臓器ですが、生涯にわたりあなたの胸の中で力強く血液を送り続けます。

心臓の内部は4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)に分かれています。右心房と右心室の役割は、全身から戻った酸素の少なくなった血液を肺に送り出し、血液に酸素をいっぱい受け取らせ左心房に戻すことです。左心房と左心室の役割は、酸素をいっぱい含んだ血液を全身に送り出す事です。心臓は、通常1分間に60回から90回拍動して、1年間では約4,200万回も拍動し、休まず血液を送り続けています。

心臓の働きと役割
PAGETOP