心房中隔欠損症の治療

5. 治療後

麻酔から醒め一定時間ベッドで安静にした後、起き上がって歩くことができます(医師の指示に従ってください)。経食道心エコー装置を使用しますので、治療後に喉に痛みのあることがありますが、数日で軽快します。経過が順調であれば、数日間入院した後、退院となります。治療後は(もしくは治療前より)血液のかたまり(血栓)ができることを予防する薬(アスピリンなど)を約6ヵ月間服用します。

退院前には胸部X線検査および超音波心エコー検査などを行います。この検査は治療後、定期的に外来で実施します。

心房中隔欠損のカテーテル治療は、胸を開く心臓外科手術に比べて患者さんの負担が少ないため、短期間での回復が望めます。

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