心臓弁膜症の治療

8. 手術の後で

手術の直後はCCUやICUといった集中治療室に入ることになります。麻酔から覚めると、患者さんの気管には人工呼吸のチューブが入っているために話をすることはできません。おなかからは体内での出血を排出するドレーンチューブと呼ばれる管が出ています。また、点滴もされていますので、動きを制限されることもあります。CCUやICUでは、担当の看護師や、医師、麻酔科医、技師など多くのスタッフが患者さんを看護します。患者さんの心臓の状態などをモニターする機械がベッドの周りに設置されていますが、それらを気にする必要はありません。ご自身で十分に呼吸ができるようになると、一般病棟にお戻りいただけます。

心臓弁膜症の手術を受けた後は、しばらくの期間、血液を固まりにくくする抗凝固療法を受けることになります。弁形成術や生体弁での弁置換術を受けた患者さんは数ヶ月の間、また機械弁の移植を受けた患者さんや、ある種の不整脈をお持ちの患者さんは生涯継続していただくことになります。退院にむけて体力を取り戻すために、担当医師の指示に従い、定められた運動などリハビリテーションを行って下さい。

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