環境の取り組み

環境マネジメント

当社は、国内に戸田ファクトリー(埼玉県)、小山ファクトリー(栃木県)、市原ファクトリー(千葉県)の3工場を設けています。各工場はそれぞれに立地する地域の環境法規制を遵守し、生産活動に従事しています。これまで重大な環境事故・漏出等は発生していません。

また、3工場とも生物多様性を毀損する危険性のある立地には該当していません。

環境対応工場の実現

戸田ファクトリーおよび研究開発部門の所在する施設Medical Technology Parkでは、LED照明、複層ガラス、雨水利用などの省エネルギー・環境対応設備を積極的に採用しています。こうした取り組みにより、CASBEE※において、Aランク(BEE=2.1)の評価を受けました。なお、小山ファクトリーにおいても上記と同様の設備仕様を採用しています。

また、小山ファクトリーではLED照明および自然光を積極活用する設計としているほか、市原ファクトリーにおいてもLED照明化を実施済みです。

※Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建築環境総合性能評価システム)の略。

建築物の環境性能を評価・格付けする手法で、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮のみならず、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステム。

Medical Technology Park(North Square)

Medical Technology Park(North Square)

エネルギーに関する取り組み

当社が医療機器の製造をするために用いているクリーンルームには、電力の監視装置が備えられており、常に電力の使用量を把握しています。

また、クリーンルームはその作業環境を維持するために24時間365日の稼働が原則となりますが、戸田ファクトリーおよび小山ファクトリーでは夜間・休日は半分の空調設備のみの稼働とすることで、エネルギー使用量の削減に努めています。

3工場で使用する電力は新電力へと切り替えを行っており、その選定にあたってはコストだけでなくCO2排出量がより少ないことも基準としました。また、戸田ファクトリーではソーラーパネルを設置し、クリーンエネルギーの導入を進めています。

エネルギー消費量およびCO2排出量(開発生産部門合計)

2018年度
電気使用量(MWh) 6,177
LPG使用量(Kg) 3,510
CO2排出量(Kg) 12,007

水使用に関する取り組み

当社の工場では、生産工程のすべてで上水を利用しています。いずれの工場も市街地や工業団地内にあり、水ストレスの高い地域の立地はありません。

小山ファクトリーおよび市原ファクトリーでは、製品を滅菌するためにEOG(エチレンオキサイドガス)滅菌器を導入しています。EOG滅菌器は運転に際し大量に水を必要としますが、両工場では水を循環させ、再利用することで水使用量の削減を図っています。

その他の多量の水を必要とする設備についても、上記の滅菌器同様に水を循環させ、水資源の有効活用を心がけています。

2018年度水使用量(開発生産部門合計) 16,104㎥

有害物質の管理

製品に含まれる有害物質の管理

当社では、製品そのものに環境有害物質が含まれないようにするために、各国の要求に基づいて適宜対応を実施しています。

滅菌工程で使用したガスの処理

小山ファクトリーおよび市原ファクトリーでは、製品の滅菌にEOG(エチレンオキサイドガス)を使用しています。EOG滅菌は、医療機器メーカーで広く用いられる滅菌方法の一つです。

EOGは優れた滅菌力を持つ一方で毒性を有することから、両工場では滅菌器から排出されたEOGを含むガスを燃焼装置で水と二酸化炭素に分解し、無害なレベルまで浄化して大気に放出しています。

廃棄物に関する取り組み

医療機器の廃棄に関する管理

当社で取り扱う製品および商品の大部分には滅菌期限が定められており、再滅菌ができる一部の製品および商品を除き、その期限を越えたものは廃棄せざるを得ないため、期限切れを起こさないように在庫管理を行うことが重要となります。

廃棄にあたっては産業廃棄物業者に依頼し、そこで必要に応じて分別を行っています。また、廃棄の手続きについては、マニフェストで管理を行っています。

段ボール使用量の削減

羽田・大阪の物流拠点では段ボール箱が大量に発生するため、可能な範囲で再利用し、汚損・破損したら廃棄するという形をとっています。

小山ファクトリーと羽田の物流拠点間では納品に輸送箱を導入しており、段ボール箱の廃棄量削減につなげています。

製品に含まれるレアメタル部材の回収

当社が扱うカテーテルの先端には、プラチナ部材が使用されています。製造時に仕損じたものについて、プラチナ部材のみを回収し、1年分をまとめて貴金属業者に売却し、レアメタルをリサイクルするという取り組みを行っています。また、協力会社で製作している先端電極(プラチナ含有)は、製造工程で切削くずが発生するため、これを回収してリサイクルするよう依頼しています。

物流および営業車両における取り組み

当社の取り扱う製品および商品は医療機器であるため、適切な温度管理や風雨にさらされない保管が必要となります。このため、在庫管理および配送は、環境の整った外部の物流センターに委託しています。

また、当社で使用する営業車両の多くはリース車両であり、ハイブリッド車を選択可能としています。全リース車両におけるハイブリッド車の割合は86%となっています。

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