リスクマネジメントの基本的な考え方
当社は、医療機器を取り扱う企業として、患者様や医療従事者に対して安定供給の責任を負っています。その責務を確実に果たし、ひいては持続的な企業価値の向上を実現するため、事業活動に重大な影響を与えうるリスクに対して適切な対策を講じることができるようにリスク管理体制の整備を推進しています。
リスクマネジメント体制
「リスク管理規程」に基づきチーフ・リスクマネジメント・オフィサー(CRO)を取締役会において選任し、CROを委員長とするリスクマネジメント委員会を中心に全社的なリスクマネジメントを推進しています。委員会は半期ごとに開催され、リスクの特定・評価・対応方針の決定や対応状況の確認等を行うとともに、サステナビリティ委員会や情報セキュリティ委員会等の関連する委員会とも連携を図ることで実効性のあるリスクマネジメントに取り組んでいます。また、事業活動に重大な影響を及ぼすリスクが発現し、全社的対応を要する場合は、代表取締役社長を本部長とする対策本部を設置し、損失を最小限に抑えるために適切な対応を講じます。
事業継続の取り組み
医療機器の供給責任を果たすために、「事業継続基本規程」に基づき事業継続体制の構築を推進しています。大規模自然災害による事業中断からの早期再開を図るための事業継続計画(BCP)を策定し、継続的な整備を行うとともに、実効性を高めるために訓練を実施しています。