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代表取締役 鈴木啓介

代表取締役社長 鈴木 啓介

価値観を「行動規範」に具体化

サステナビリティに関しては、全社一丸となった取り組みを推進するためにまず従業員全員が拠り所とすべき価値観を定義することが重要だと考え、従来のコンプライアンスの規範体系をベースに「行動規範」として内容を刷新しました。

「行動規範」では、当社と関わった人に「よかった」と思ってもらうという非常にシンプルな言葉を中心に据えました。

当社の直接的な顧客である医療従事者はもちろん、患者様、さらに取引先、地域住民、株主、従業員まで含め、ステークホルダーの皆さまに「日本ライフラインでよかった」と思われるように、この価値観の社内浸透を図り日々の会社運営で実践していきます。

7つのマテリアリティを推進

当社はサステナビリティの課題として7つのマテリアリティを特定しています。

事業を通じて解決する課題としては、「革新的な医療機器による医療課題の解決」を設定しました。さらに、事業基盤の強化として取り組む課題としては、ESGの枠組みを踏まえ「環境負荷の低減」、「従業員が安心して働ける職場づくり」、「人材の育成と活躍機会の提供」、「製品の品質と安定供給」、「コーポレート・ガバナンスの強化」、「コンプライアンスの推進」を設定しました。

現時点では、いずれのマテリアリティの取り組みも、概ね順調に進んでいます。

「革新的な医療機器による医療課題の解決」については、組織横断的にメンバーが集まり、今後の研究開発のあり方や知的財産に関する戦略等を議論し、インパクトのある製品の導入につなげられるような具体的な施策に取り組んでいます。

また、「人材の育成と活躍機会の提供」については、現在はまだ女性管理職の比率が低い点が課題です。この点はじっくりと取り組んでいきます。

ステークホルダーの皆さまへ

当社はこれからも、ユニークなビジネスモデルにさらに磨きをかけ、国内外のマーケットで挑戦を続けます。また、当社は医療機器を生業とする企業の姿勢として、単に優れた製品を提供し、経済的な価値を追求していくだけでは不十分だと考えます。

医療従事者・患者様・医療経済までを含めた視点から、社会にとって真に役立ち、必要とされる医療機器とは何かを問い続けます。そして、経営理念である健康社会の実現に貢献することで社会的価値を高め、企業価値の向上を目指していきます。

ステークホルダーの皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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