サステナビリティに関する方針
当社は、「最新最適な医療機器を通じて健康社会の実現に貢献する」ことをMissionに掲げています。医療機器を取り扱う企業として、患者様、医療関係者に優れた医療機器を提供するという経済的な価値だけでなく、健康社会の実現という社会的な価値も同時に追求していくことを通じて、企業価値の向上を目指すという思いを込めております。さらに経営理念の実践とあわせて、当社を取り巻く様々なステークホルダーからの期待・要請に応えるため、サステナビリティ推進の様々な取り組みを行っていくことにより、中長期にわたる持続的な成長を可能とする基盤の強化にも注力してまいります。
サステナビリティに関する取り組みを強化し、持続的な企業価値の向上を目指すことで、患者様、医療従事者、従業員、取引先、地域社会、株主・投資家など、さまざまなステークホルダーの皆さまの期待に応えていきます。


その他の方針につきましては、こちらからご覧いただけます。
マルチステークホルダー方針(153KB)
» 人権方針
» 環境保全方針
» 調達方針
» 贈収賄防止方針
サステナビリティ推進体制
サステナビリティ委員会
当社のサステナビリティの取り組みは、代表取締役社長が委員長を務め、業務執行取締役が委員であるサステナビリティ委員会が中心となり、会社全体の活動方針の決定や推進を行っています。委員会の傘下にはマテリアリティごとに7つの分科会が設置され、委員会の指示の下、具体的な活動を行っています。委員会は四半期ごとに各分科会より活動報告を受け、目標達成に向けた進捗状況をモニタリングしています。
また、取締役会はサステナビリティ委員会から定期的に報告を受け、監督を行うとともに、サステナビリティに関する重要な事項を決定しています。

ステークホルダーエンゲージメント
基本的な考え方
持続可能な事業活動を行うためには、幅広いステークホルダーからの理解と信頼が不可欠であると考えています。当社は患者様、医療従事者、従業員、取引先、株主・投資家、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの双方向のコミュニケーションを重視し、その期待や関心事の理解と、事業活動への適切な反映に努めています。
ステークホルダーとのかかわり
ステークホルダー | エンゲージメントの方法 | 取り組み事例の紹介 |
---|---|---|
患者様 | ・患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上 ・疾患や手術に関するわかりやすい情報の発信 |
・最新最適な医療機器の導入 ・患者様向けウェブサイトの開設 ・お問い合わせ窓口の設置 |
医療従事者 | ・治療効果の高い医療機器の提供 ・安全で使いやすい製品・サービスの提供 ・製品・サービスに関する適切な情報提供 |
・最新最適な医療機器の導入 ・聞き取り調査に基づいた製品開発 ・日々の営業活動 ・会員制ウェブサイトを通じた情報提供 |
従業員 | ・人材の育成と活躍機会の提供 ・安心して働ける職場づくり |
・自己申告制度の実施 ・研修の提供 ・自社ポータルサイトを通じた情報発信 ・従業員満足度調査の実施(1回/年) ・内部通報窓口の設置 |
取引先 | ・持続可能な関係性の構築 ・公正公平な取引の実施 ・製品・サービスに関する適切な情報提供 |
・パートナーシップ構築宣言の公表 ・調達方針の策定 ・日々の営業活動 ・ウェブサイトを通じた情報提供 |
株主・投資家 | ・株主価値の向上 ・適切な利益還元 ・会社情報の適時適切な開示 |
・決算説明会の実施(4回/年) ・投資家面談の実施(72回/年) ・事業説明会の実施(1回/年) ・統合報告書の発刊(1回/年) ・ウェブサイトを通じた情報発信 |
地域社会 | ・一時救命措置の浸透 ・社会貢献活動への参画 |
・AED講習会の実施 ・地域活動、ボランティア活動への参加 ・寄付や協賛による支援 (地域の文化イベントや芸術振興活動への支援) |
※回数は2024年3月期の実績